2012/10/21
欠けてるもの の 魅力
松濤美術館でやってる古道具、その行き先 -坂田和實の40年-に行ってきました。
名前が似てるのでなんだか勝手に親近感をもっています、あは。
坂田さんが集めて来た世界各国の古いもの使われていた懐かしい物がたくさん。
壊れてしまったり朽ちてしまった形が美しい。
私は未完成の作品や壊れてしまった形に魅かれます。
その見えない先や以前あった形に思いを馳せたり想像したりするのが好きです。
坂田さんの集めた形たちは魂がやどっていて、
相性のよい主人の元へと大切にされているようです。
坂田さんは古い物たちと会話ができるイタコなのかも。
いいな。
私のもってる欠けたがらくたも大切にしようw
2012/10/14
ライク サムワン イン ラブ
アッバス・キアロスタミの映画「ライク サムワン イン ラブ」を見ました。
キアロスタミ「桜桃の味」の映画が大好きです。
キュメンタリーのような、まるでそこに自分が存在しているまたは
天使のような気持ちで見守っている様な感覚が大好きです。
今回もその話の空間に入り込んでいる様な不思議な感覚の映画でした。
でもこの映画は日本が舞台。
なので外国の方が撮る日本というイメージは日本人の私が感じる感覚とはもちろん違います。
まあそこの感想ははおいておきますw.
いま必要なインスタントな愛を求めて人は行動して失敗する。
生きるって寂しかったり切なかったりするから。
本当の愛ってもっと永遠で深いものってわかっているけれど、それだけでは現在の私たちを満足できない。
その葛藤こそが人間の愛すべき所なのかなあとこの映画を見た後に思いました。
人間てのは愛しい存在ですね。
2012/10/02
妻有アートトリエンナーレにいったこと
ちょっと前ですが、9月の半ばに新潟の妻有のアートトリエンナーレに行ってきました。
3年に一度のアートのお祭り。
冬はかなりの豪雪地帯であろう森の中や集落の中に作品が360点!
突然行く事になったので前日仕事終了後、夜に越後湯沢、次の日丸一日がっつり見学。夜、帰京というハードスケジュールでした。
しらみつぶしに見て行くと一日ではとうてい見れないので気になる作家を中心にまわりました。しかし作品と作品の間の距離が結構あるからたいへんだし、すごい山の中にある作品は探すのも一苦労w
宝探しみたいな感覚が楽しかったです。
草間の作品ものんびりした田舎にマッチしてるようなしてないような不思議な風景w
おなじみタレルの家。天気よくてよかったー。
アート作品もよかったけど、そばの花をはじめてみました。真っ白で小さい花でした。
運転してたから写真はとれずwきれいだったな。
あとは稲刈り直前だったので黄金に輝いていた稲穂が印象的。
なによりも自然の風景が美しかった。
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