2013/08/26

良い作品に出会うこと

忙しくて行けなかった展示に滑り込みで行ってきました。

私は鑑賞という見て確かめて感じる、共有する事を
制作するよりも大切にしています。


人間が欲望のために作り出す合理性だけを求めた社会に流されないよう
鑑賞を通して今の自分と向き合う事、
自分のしらない世界を言語抜きで感じる、知る事。


そういう意味でアートは公平で自由でなんてすばらしい場所なんだと思います。


もちろん自然は違う意味でもっと崇高ですばらしいけど、
人間が作り出した「アート」というカテゴリーに
人の素晴らしさや歴史のロマンを私は感じます。

草間さんの作品はよかった



森美術館の「ラブ展」はテーマが深いだけにたくさんの作品点数で
わかりやすくテーマにわけて展示してありました。
見やすかったけど、もっと「愛」は深いのでは?と感じてしまった。
ちょっと表層的な作品も多かった、かな。

現代美術館の「フランシス・アリス展」はとてもよかった。
彼のコンセプトがシンプルでわかりやすく、人を巻き込んでアクションを起こす。

それがボランティアとか寄付とか抗議行動とかじゃなくて
アートという立場で社会に対する疑問を皆に投げかける。
ペインティングも素敵、制作過程もすばらしい。


あこがれます。

あと資生堂ギャラリーでやってるミン・ウォン展もおもしろかった。
世界は日本とは違った方向で動いてる。
もっとグローバルに活動しなければと感じました。





井の中の蛙にならないよう。

常に心は解放されていなければ。










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